健康家電のパッケージ、思わず二度見するが… 「ゴリゴリしてほしい」魅了される人続出

入社や人事異動で新しい環境になる4月は疲れが溜まりがち。一週間が終わって家に帰ると、グッタリして何も手につかない人も多いのでは。以前、ネット上ではそんな時に使いたい健康家電が話題に。

特に、パッケージに描かれた商品名が見る者に衝撃を与えていて...。

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健康家電のパッケージ、思わず二度見する

事の発端は、2月下旬に投稿されたあるXユーザーのポスト。内容としては、ふくらはぎ専用マッサージャーを使ったところ、非常に気持ち良かったというもの。

拡散された投稿に添えられた写真を見ると、白衣を纏ったゴリラがふくらはぎをわしづかみにするパッケージが。商品名は「ゴリラのひとつかみ」と、思わず二度見してしまう...。

調べたところ、こちらの商品は、今年2月に生活関連用品の企画、開発、販売を行う「株式会社ドウシシャ」から発売されたものと判明。強力なポンプとエアバッグでふくらはぎの疲労を改善する健康家電だ。

「ゴリゴリしてほしい」魅了される人続出

一度見たら忘れないイラストは、ネット上で話題に。「なんやこれは...」「ネーミングセンス半端ない」「商品名が素敵」など、驚きの声が続出。

また、「足が浮腫んで辛い時があるから、ゴリラにゴリゴリしてもらいたい」「万年ふくらはぎに悩まされていたから欲しい」「毎晩足つってるから使いたい」といった、機能性に魅了される人の声も見受けられる。

肩や腰は凝りに気付きやすいが、ふくらはぎは知らず知らずのうちに疲労が溜まりがち。働く人々に寄り添ったアイテムと言えよう。

「ゴリラのひとつかみ」はいかにして爆誕したのか。株式会社ドウシシャに取材したところ、様々なエピソードが明らかになったのだ...。

ふくらはぎに焦点を当てた理由は...

株式会社ドウシシャの担当者によれば、「ゴリラのひとつかみ」は新卒2年目の社員が開発したという。

ふくらはぎをケアする商品を作った経緯に関して、担当者は「健康家電を盛り上げたいと考え、製品開発しました。身体の中で、ふくらはぎは“第2の心臓”と言われるほど重要な部位で、筋肉が多く、力強く揉まないと揉まれていることが分からないと判明しました。そのため、ハイパワーな製品を作ろうと考えました」と説明する。

ふくはぎをギューッと掴まれる「痛気持ちいい」感覚にやみつきになる人が続出しているようだ。

ユニークな名前にした理由は...

ユニークなネーミングで多くの人に注目された。なぜ、この商品名にしたのだろうか。

こちらの質問に関して、担当者からは「ハイパワーのふくらはぎケア製品を作ろうと考えましたが、後発メーカーであるため、普通の製品名だと消費者に伝わらないと考えました。調べていると、ゴリラの握力が500㎏あるとわかり、そのゴリラがつかんでいるというコンセプトだと消費者がハイパワーを理解しやすいだろうと思い、この名前に行き着きました」という回答が寄せられている。

ゴリラが白衣を着た、どこかクスッと笑えるパッケージにもこだわったという。4月から新しい環境になり、心身ともに疲弊した人も多いだろう。

ゴールデンウイーク（GW）は、ぜひ「ゴリラのひとつかみ」で癒やされてほしい。

執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『95』（テレビ東京系）、『イップス』（フジテレビ系）、『アンチヒーロー』（TBS系）。