超特急・柏木悠の主演ぶりを石川凌雅らが絶賛 寺坂頼我の“天然行動”や福澤侑の“珍当て字”も<ゴーストヤンキー>
4月18日(木)よりスタートするドラマ特区「ゴーストヤンキー」(毎週木曜夜0:59-1:29ほか、MBSほか)の先行上映&トークイベントが、同日都内にて行われ、同作でドラマ単独初主演を務める超特急・柏木悠の他、石川凌雅、福澤侑、小坂涼太郎、寺坂頼我、高野洸が登壇。脚本を読んだ感想や撮影現場の裏話などを明かした他、フリップトークを行った。
完全オリジナルのハートフル“幽”情コメディー
同ドラマは、人生に絶望した少年が、ひと癖もふた癖もある“幽霊の昭和ヤンキー”たちと邂逅(かいこう)する、熱い友情とアクション満載の完全オリジナルストーリー。
主人公・風町トゲル役に柏木、トゲルが出会うアツい昭和ヤンキー“わんぱく団”のメンバー役に石川、福澤、小坂、寺坂が配役。
さらに、霊界で最も恐れられている悪霊連合組織“怨霊会”のボス役に高野、地域をとりまとめる風変わりでチャラい“死長”役に高橋怜也と、2.5次元舞台を中心に活躍する最旬キャストが勢ぞろい。
また、わんぱく団のたまり場「純喫茶わんぱく」のマスターを和田聰宏、わんぱく団と敵対するグループ“暴霊族”の総長・ナイルを阿久根温世、メンバーの馬場を早乙女友貴が演じる。
脚本に浮かんだ“はてな”「なんでもやっちゃっていいんじゃないか」
脚本を読んだ率直な感想を問われると、柏木は「オファーをいただいたときはすごくびっくりで、単独主演が初めてだったのですごくうれしいなと思うと共に、台本を読ませていただいて、『な、なんだ?』と。みんなも見て思ったと思うんですけど、はてながよく出てくる(笑)。でも、読み進めていくうちに、面白さだったり、演じる上での設定の難しさがあって、すごく楽しい撮影でした」とコメント。
石川は「“幽霊役か…”というのが正直な感想で、どういうふうに作っていったらいいんだろうというのはすごく考えたんですけど、非現実的な設定が故になんでもやっちゃっていいんじゃないかなという気持ちで、肩肘張らずに撮影に臨むことができました」と語る。
福澤は「幽霊なんですけど、設定がちょっと難しくて。撮影しているときも『これ触っていいのかな?』とかはありました。アドリブでもそうなんですけど、お芝居していると(設定を)忘れて、物を持っちゃったりとか、つかまっちゃいけない手すりにつかまっちゃったりとか」と苦労があったことを明かす。
小坂も「それでいうと、俺、手すり触っちゃったんですよ。トゲルが最初に頑張って1人で(敵役に)立ち向かっているときに、僕らでそれを見つけるシーンがあって。そこで普通に手すりを触りながら歩いていたら、監督が『触らないで』って。そういうのを今思い出しました」と振り返った。
寺坂は「“幽”情コメディーというのが珍しいなと思いつつ、台本を読んだときに、楽器をやるというので、“ここから覚えないといけないのか”と。ベースをやったことがなかったので、その辺の準備とかもどうしようというのはすごく考えましたね」と不安があったことを吐露。
高野は「僕も台本を読んで“はてな”は多かったですけど(笑)、やっぱりコメディーでめちゃくちゃ面白い要素が散りばめられていたので、読み進めるのが楽しくて。僕の参加する日数は少なかったんですけど、それまで皆さんが撮影されていて、楽器とかアクションをめちゃくちゃ練習されているんだなというのが伝わってきました」と仲間の努力を称えた。
寺坂頼我の“天然行動”に共演陣が困惑
撮影現場の雰囲気や裏話について、小坂は「すっごくかわいいんですよ彼。役と近いぐらい天然で、本当に優しくて、裏がないというか、こんなに純白な人を見たことないというくらい。それを踏まえて聞いてほしいんですけど…」と前置きしつつ、寺坂のとある“天然行動”を暴露。
「自販機で飲み物を買おうとしたら頼我が来たので『一本買ってあげるよ』と500円を入れて。『ありがとうございます!本当にいいんですか?』『いいよ』『ありがとうございます!ありがとうございます!』と言って、俺のお釣りをぽっけに入れたんですよ(笑)」と、寺坂が小坂のお釣りまでをも自分のものにしてしまったことを明かすと、一同は大爆笑。寺坂は「本当にごめんなさい」と恥ずかしそうにしていた。
また、福澤も撮影初期の昼休憩でのとある出来事を明かす。楽屋でお弁当を食べていたときに妙な電子音が度々鳴っていたといい、「誰かがボイスレコードを録っているのではないか」と疑心暗鬼になっていたという。その音の正体は、寺坂のカメラのシャッター音(ライブモード)だったそうで、「毎日自分が食べる弁当の写真を撮ってました」と寺坂の珍行動を暴露した。
石川凌雅、福澤侑を心配「将来の子供の名前、一番不安ですね」
続くフリップトークでは3つのお題が出され、1つ目の「もしも自分が“幽霊”になってしまったらどこで何をしたいですか?」という質問には、それぞれ「深海に行く」(柏木)、「あなたのお家へ…」(石川)、「お化けやしき」(福澤)、「本能寺」(寺坂)、「ポイ捨てした人に返す」(小坂)、「墓の中」(高野)と回答。
そんな中、回答を披露するや否や四方八方から「は?」とツッコまれていた寺坂。その理由について、「他の幽霊に会いたいというのがあって、信長を捕まえていろいろな気持ちを聞きたい」と説明するが、石川から「レポーターの仕事しすぎなんじゃないの」と揶揄されていた。
2つ目の「自分以外の役を演じるとしたらどのキャラクターを演じたいですか?」という質問には、それぞれ「佐々岡順平」(柏木)、「らいが演じるチッタ」(石川)、「バーチ」(福澤)、「吾郎」(寺坂)、「バーチ」(小坂)、「順平」(高野)と回答。
小坂演じる佐々岡順平が人気となったが、柏木はどうやら語呂が気に入っているだけの様子。小坂も「ずっと言ってるんです、俺より言ってますこの名前を。『佐々岡順平いいなぁ~』って」と柏木が撮影現場で何度もその名前を口にしていたことを明かした。
3つ目の「昭和ヤンキーさながらのオリジナルの当て字を作ってください」というお題には、それぞれ「咲左男化巡平(ささおかじゅんぺい)」(柏木)、「愛飢男(あいうえお)」(石川)、「接吻破楪刺(チュッパチャップス)」(福澤)、「愚流天!(グルテン)」(寺坂)、「美天邪姐夜(みてんじゃねぇよ)」(小坂)、「波夜死堕(はやしだ)」(高野)と回答。
福澤は「学生時代によく食べてました」と読み方のヒントを与えるが、共演陣も来場者もピンときていない様子。答えが明かされると、会場からはどよめきが。「個人的にすごいと思って書いたんですけどね。刺すとき、プスっていうでしょ」と説明する福澤だが、そんな福澤に石川は「将来の子供の名前、一番不安ですね」と心配そうな視線を向けていた。
19歳の主演ぶりを称賛「すごく頼もしい姿を見せてくれた」
見どころについて、高野は「トラックのシーンだとか、めちゃくちゃ寒い中、アスファルトの冷たいところで頑張って撮影していましたので、ぜひ最後まで見ていただいて、楽しんでもらえればなと思います」とアピール。
寺坂は「悠くんを中心に皆さんがすごくいい雰囲気を作ってくださって、それがそのまま投影されている作品なので、その世界観を味わいながら、最後にこの物語が皆さんにお伝えするメッセージもぜひ受け取っていただたらなと思います」とコメント。
小坂は「ここから本当にもっと面白くなって、笑えるシーンや感動するシーンもあったりするので、期待してワクワクして毎日過ごしてください」と呼び掛けた。
福澤は「アクションシーンは出演者全員ガチでやらせてもらっているので、そういうところもヒリつきながら見ていただけるといいなと思います」と語る。
石川は「本当に時間がない中で、みんなで集中して一気に撮影できた作品だと思うんですけど、撮影の空気だったりとかそういうものも主演の悠が作り上げてくれて、年齢で言ったら19歳の彼が、年齢とか関係なく、すごく頼もしい姿を見せてくれたので、すごく救われたシーンがいくつもあって。頼我も言ってくれたんですけど、映像にそういう空気感とかが全部詰まっていると思うので、そういうところもぜひ感じながら見ていただけたら、もっともっと面白くなるんじゃないかな、伝わるんじゃないかなと思います」と熱く語った。
最後に柏木が「この作品は、面白いし、見ていて楽しいし、青春もあり涙もありと、すごくいろいろなものを詰め込んであるので、気軽にできるだけたくさんの人に見ていただけたらうれしいなというふうに思いますし、見ていて元気をもらえるんじゃないかなというシーンがたくさんあるので、ぜひ注目してもらえたらと思います」と挨拶し、イベントは終了した。
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