ムロツヨシ (C)フジテレビ

ムロツヨシ、フジ初主演連ドラ第2弾決定 6週連続で街ブラアドベンチャー<全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2>

2022.02.17 06:00

俳優のムロツヨシがフジテレビ初主演を務めた深夜連続ドラマ『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたもののの』の第2弾『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2』(毎週日曜25時25分~25時55分 ※最終回(4月10日)のみ25時35分~26時5分)が、3月6日より6週連続で放送されることが決定した。


ムロツヨシ主演「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2」

去年3月に異例の6夜連続で放送された前作。今回は、原作漫画にはないオリジナルの物語も登場。前作をはるかに上回る面白さで帰ってくる。縁もゆかりもない、足を踏み入れたことのない街を主人公が探検する、いわば「街ブラアドベンチャー」。今回はどの街を訪れ、はたしてどのようなことが起こるのか?

赤羽在住の漫画家セイノ(ムロ)は、「世の中は自分の知らない街ばかりだ」。知らない街にはどんな光景が広がり、どんな人がいて、どんな物語がそこにあるのか?それを知らないまま死んでしまうのは「嫌だー!」とハッとする。そしてセイノは、自分とは縁もゆかりもない土地へ足を運び始める。そこで繰り広げられる物語は、その街で実在する場所が舞台になり、そこで実際に暮らす人、本当にお店で働いている人たちをモデルに俳優たちが演じていく。台本こそあるものの「これはリアル?ここはドラマ?」と、今までの作品にはなかったなんとも不思議な感覚に陥るものになっている。

ドラマはオールロケ 気になる街と個性的な人が続々登場

ムロツヨシ (C)フジテレビ
ムロツヨシ (C)フジテレビ
第1話で訪れる街は、南行徳(千葉)。橋を渡ると東京、すぐ隣はあの“夢の国”がある人気エリア浦安。大都会と人気のエリアのはざまにあるあまり知られていない町。しかし実はとても個性的。南行徳にあるお店なのに“浦安店”、南行徳にあるマンションなのにマンション名は“浦安”、と人気エリアにあやかるその“たくましさ”を目の当たりにするセイノ。はざまにあるだけにありとあらゆるものが混在している不思議な町なのだ。

他にも、おしゃれスポットとして名高い代官山、ディープな飲み屋がひしめく立石などに今回、セイノは登場する。ドラマの撮影は実際に存在するお店や場所で行われ、さらに登場する人物も実際にいる人たちをモデルにしているので、これがドキュメンタリーなのか?ドラマなのか?時にはわからなくなるのも魅力のひとつだ。

人気劇団・ヨーロッパ企画が今回も脚本 キャストとしても参加

前作に引き続き京都を拠点とする人気劇団・ヨーロッパ企画とタッグを組む。ヨーロッパ企画は、舞台作品『サマータイムマシン・ブルース』(2001年~)、『曲がれ!スプーン』(2009年)が映画化されたほか、イベントやテレビ、ラジオ番組の制作など、演劇の枠にとらわれない活動を行っている。

第39回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭ホワイトレイブン賞、批評家賞などを受賞した映画『ドロステのはてで僕ら』(2020年)や、パラレルワールドなどを行き来する生配信SF劇『京都妖気保安協会』(2021年)など、精力的に活動を続ける、注目度No.1のエンターテインメント集団である。今回、全エピソードの脚本を担当し、キャストとしても多く参加している。『muro式』(2008年~)など共に作品作りに励んできたムロとの相性もバッチリなことはもちろん、さらなる化学反応にも期待だ。(modelpress編集部)

ムロツヨシコメント

― 今回第2弾のお話を聞いた時の感想を教えてください。

前回のクランクアップの時にも話したのですが、このタイトル通り、いろいろな街はまだまだあって、僕自身も行ったことのないところ、知らないところがたくさんあります。このドラマを続けることができるかな、続けられたらいいなということを思っていました。今回また、脚本をヨーロッパ企画のみなさんが書いてくださったこともうれしかったですし、前回と同じスタッフさんもいらっしゃって。“また戻ってきたなあ”という感じで、素直にうれしかったです。

― 今回訪れる街の印象は?

代官山は、東横線沿いに住んでいたこともありますし、役者を目指した時の養成所も渋谷にあって(隣りの駅でしたので)、何度か通ったことがあります。知ってしまっている分、今回のドラマで、どういうところが取り上げられるのかが逆に楽しみだと思いますし、撮影では、あえてそこで演じることを楽しみたいと思います。立石は、今まで行ったことはないのですが、飲み屋さんがたくさんある街とうわさで聞いたことがあるので、夜のシーンは今から楽しみにしています。南行徳も今回はじめて訪れました。イメージがまったくなかったんですけれど、撮影では、街の皆さんがとても温かくて、楽しかったです。

― 前回セイノを演じるにあたって、髪型へのこだわりをうかがいましたが、前回演じた上で、今回役作りで変えた点や工夫された点などありますか?

前回と同じ美容師さんに髪をお願いしたのですが、二人で話し合って、前回よりも少し前髪を伸ばすことにしました。前回とまったく同じではなく、少し前髪を伸ばしながら変化をつけることにこだわってみようと。他にも、今回はセイノ役用の下着を準備しました。“きっとセイノはこういう下着を身につけるのかな”と僕なりに考えて、身につけて現場に臨んでおります。

― 撮影が始まっての感想を教えてください。

大変スムーズに、撮影は進んでいます。特に僕一人のシーンは、テストはなしで直接本番に臨むという撮り方で、非常にテンポよくやらせていただいています。スケジュールもそんなに余裕があるわけでもないですし、何より、このコロナ禍のご時世でも協力してくださっているいろいろな街、お店、場所にご迷惑をかけるわけにはいかないので、できるだけ早く、コンパクトにクオリティーの高い作品を保てるように撮影が進んでいるのは、演じている僕自身も楽しいですね。前回いろいろ試行錯誤してやってきたことの結果を踏まえて今回臨むことができているので、前回の経験値があってよかったと思っています。

― 視聴者の皆様へのメッセージをお願いします。

前回は基本的に原作があるところを訪れましたが、今回は原作のない街にも行っています。それがドラマ版としてどう描かれているのか、楽しみにしていただきたいと思いますし、前回の作品も、もし見られるようでしたら放送の前に見ていただいて、今回また違った『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2』を、気楽に見ていただけたらと思います。今回も清野さんが描いた街や僕の絵もでてくると思いますので、僕も楽しみにしていますし、視聴者の皆さんも楽しみにしてください。

原作:清野とおるコメント

ドラマ化はドラマ化でも“シーズン2”、しかもムロさん主演で、しかもヨーロッパ企画さん脚本という異様な豪華さでの“シーズン2”なので、個人的には“シーズン5”くらいの悦び(よろこび)を感じております。もし、“シーズン3”が実現した暁には“シーズン8”くらいの悦びを、“シーズン4”が実現した暁には“シーズン16”くらいの悦びを得られること必至ではないでしょうか…?そんな皮算用は置いておいて、本作に関わっていただいた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

企画・プロデュース:安永英樹(フジテレビ編成部)コメント

祝Season2!ムロさんセイノが帰ってきます!恥ずかしがり屋でいい奴(やつ)なんだけどちょっと意地悪で皮肉屋な、お酒をこよなく愛するあの男がまた全然知らない街を冒険します。今回はさらにさらに街も、人も、訪れるお店もパワーアップした内容となっているかと思います。お店などで登場する人物は実際にいらっしゃる方々をモデルにドラマテイストに演出して表現しております。ですので実在する方々をモデルに失礼ながらかなり“加工”して描かせていただいておりますが、あくまでドラマ上の演出です!本当は皆さんすてきで優しい方々ばかりです!ご協力していただいた全然知らない街のみなさま本当にありがとうございます!ドラマをご覧いただき、ぜひその全然知らない街、スポット、お店に興味を持っていただければうれしいです。

あらすじ

東京・赤羽在住の漫画家・セイノは、「世の中は自分の知らない街ばかりだ」。知らない街にはどんな光景が広がり、どんな人がいて、どんな物語がそこにあるのか?それを知らないまま死んでしまうのは「嫌だー!」と叫び、赤羽を飛び出す。向かったのは千葉県・南行徳駅。駅に降り立ったセイノだが、そこで遭遇したものは人気の街にあやかったりなぜかフランスに乗っかったり、お好み焼き屋さんなのに沖縄料理が出てきたり…。ある意味とても個性的な人々と街の姿だった。
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