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鳥取はレトロスポットの宝庫!タイムスリップ気分で巡りたい観光&グルメ7選

鳥取はレトロスポットの宝庫!タイムスリップ気分で巡りたい観光&グルメ7選

多くのものがオンラインで完結するようになった現代。デジタルな世界は便利で良いけれど、ノスタルジーを感じる「レトロなもの」が恋しくなったりしませんか?今、令和を生きるZ世代で話題となっているのが「レトロカルチャー」。

大神山神社奥宮/モデル:石田一帆、前坂美結(C)モデルプレス
大神山神社奥宮/モデル:石田一帆、前坂美結(C)モデルプレス
昭和生まれの世代には昔懐かしく、Z世代にとっては新鮮に感じる、そんな世代を越えて楽しめるレトロカルチャーが人気を集めているのです。

今回は鳥取県にある「レトロ」なスポットをピックアップ。時代を越えて鳥取で愛され続けている、古き良きものを懐かしむことのできるレトロスポットを7つご紹介いたします。

神々しいパワーを肌で感じて!大山(だいせん)の懐にある「大神山神社奥宮」で“大山さんのおかげ”のご利益を受けたい



大神山神社奥宮(C)モデルプレス
大神山神社奥宮(C)モデルプレス
鳥取に来たら必ず訪れるであろう、国立公園にもなっている中国地方の最高峰「大山」。大自然が広がる大山は古来より人々の信仰を集め、山岳信仰の霊場として明治時代まで一般の方の入山が禁止されていたほどでした。そんな厚い信仰の中心となっていたのが「大神山神社奥宮」です。

大神山神社奥宮(C)モデルプレス
大神山神社奥宮(C)モデルプレス
「大神山神社」の「大神山(大神岳)」という名前は大山の古い呼称。中国地方屈指のパワースポットとして人気の聖地となっています。
大神山神社奥宮(C)モデルプレス
大神山神社奥宮(C)モデルプレス
地元では今でも大山の御神徳を「大山さんのおかげ」と呼んでいるそうで、麓の本社と山中の奥宮の二社をお参りすることでご利益が得られると言われています。標高900mに鎮座している「大神山神社奥宮」へは、約700mの長い参道を上って行くのでなかなかハードですが、そのお参りまでの過程も心身ともに浄化される大事な行程。

自然石を敷きつめた国内最長の参道を歩いていると、悪運が振るい落とされ体が浄化されるそうです。歩きやすい靴で、是非頑張って上りきって!
大神山神社奥宮(C)モデルプレス
大神山神社奥宮(C)モデルプレス
大神山神社奥宮(C)モデルプレス
大神山神社奥宮(C)モデルプレス
参道を抜けると見えてくるのが、「逆さ門」「後向き門」とも言われている御神門。

大山寺本坊西楽院の表門にあったものを神社側に引き渡した際に、そのままの向きで移転したため通常の門とは扉が逆向きに開く造りになっているそう。神社マニアならこの珍しい門も新鮮に感じられるはず。
大神山神社奥宮(C)モデルプレス
大神山神社奥宮(C)モデルプレス
そんな御神門をくぐると、参道よりもさらに強い神々しいパワーを放つスポットがお目見えします。太陽の光を浴びて輝きを放つ社殿へと続く石段は、聖域と呼ばれる奥宮の中でもさらに神秘的なパワーを持つ屈指のスポット。その厳かで荘厳な雰囲気を肌で直に感じてみて。

大神山神社奥宮(C)モデルプレス
大神山神社奥宮(C)モデルプレス
ちなみに、奥宮の社殿は国指定の重要文化財かつ国内最大の権現造りで有名です。奥の宮幣殿にある白檀の漆塗りも日本一規模が大きくて美しいことで知られているので、奧宮に着いたらそのポイントにも注目して参拝してみて。

「大神山神社」は、強力なパワーを放つ神社として大きな願い事に向いていると言われています。人生の転機となるような大事な場面には、是非お参りして成功を祈願することをお勧めします。「大山さんのおかげ」で、願いが成功に導かれるかもしれません。

■大神山神社奥宮
住所:鳥取県西伯郡大山町大山
TEL:0859-52-2507
参拝時間:10:00~16:00
定休日:なし

明治時代に建てられた銀行をそのまま利用!白壁土蔵群の中に建つ「レストラン&カフェ白壁倶楽部」



レストラン&カフェ白壁倶楽部(C)モデルプレス
レストラン&カフェ白壁倶楽部(C)モデルプレス
倉吉の白壁土蔵群の街角にたたずむ、レトロモダンな洋風建築のレストラン。約110年前、明治41年に建てられた「旧国立第三銀行倉吉支店」が、外観も内部もほぼ原型のまま残り、現在はレストランとして使われています。

レストラン&カフェ白壁倶楽部(C)モデルプレス
レストラン&カフェ白壁倶楽部(C)モデルプレス
明治時代に建てられた木造の建物が、そのまま現役として使われている例はとても珍しく、明治時代の様子を現代でも見ることができる非常に貴重な建築物となっています。

建物は、国指定登録有形文化財になっており、鳥取県の中では第1号の有形文化財登録となったそうです。
レストラン&カフェ白壁倶楽部(C)モデルプレス
レストラン&カフェ白壁倶楽部(C)モデルプレス
レストラン&カフェ白壁倶楽部(C)モデルプレス
レストラン&カフェ白壁倶楽部(C)モデルプレス
そんな明治レトロな建物の中で味わえるのが、鳥取県の地元の食材を使った絶品フレンチ。中でも人気なのは、週替わりでメニューが新しくなる、1日限定20食の「白壁ランチ(¥1,500)」です。

前菜、スープ、メイン、デザート、パンorライスがセットになっており、旬の食材やフランス産の珍しい食材などが使われています。

味にも見た目にも満足できるランチセットはどこかクラシックな雰囲気が漂い、お料理からも明治の時代を感じることができます。
レストラン&カフェ白壁倶楽部(C)モデルプレス
レストラン&カフェ白壁倶楽部(C)モデルプレス
レストラン&カフェ白壁倶楽部(C)モデルプレス
レストラン&カフェ白壁倶楽部(C)モデルプレス
レストラン&カフェ白壁倶楽部(C)モデルプレス
レストラン&カフェ白壁倶楽部(C)モデルプレス
ちなみに「レストラン&カフェ白壁倶楽部」は、「社会福祉法人 和(なごみ)」が運営しているお店で、障害のある人たちとプロのスタッフが日々協力しながら料理を提供してくれている、地域の一員として町おこしに積極的に取り組んでいる姿も素敵なレストランです。

明治のカルチャーを感じながら、人の温かみを感じるお料理を是非味わってみて。

“レトロ”ブーム再燃!鳥取旅で古き良き時代の魅力を感じよう


■レストラン&カフェ白壁倶楽部
住所:鳥取県倉吉市魚町2540
TEL:0858-24-5753
営業時間:10:30~21:00
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)/火曜日ディナー/毎月第3火曜日
※平日(月、木)ディナーご利用は前日までに、ご予約が必要となります

創業170年以上!金賞多数の伝統ある銘酒を作る「元帥酒造」で自然の恵を感じてみて



元師酒造(C)モデルプレス
元師酒造(C)モデルプレス
先ほどの「レストラン&カフェ白壁倶楽部」と同じ、倉吉の白壁土蔵群の一角にある造り酒屋の名店。なんと創業は170年以上も前という、古くからの歴史ある酒屋さんです。

「人生にうるおいを」をキャッチフレーズとして日本酒造りに励んでいるお店で、その日本酒の味は数々の名誉ある賞を頂くほど日本全国で愛されています。
元師酒造(C)モデルプレス
元師酒造(C)モデルプレス
元師酒造(C)モデルプレス
元師酒造(C)モデルプレス
日本酒は、大山のお水と、お水の恵みを利用したお米から、さらにより良いものを厳選。江戸末期から造っていることもあり、その味は昭和初期には全国酒類品評会の全国名誉賞を、そして最近では、全国新酒鑑評会金賞5回、入賞5回の高い評価を受けており、2022年も金賞を受賞しています。

すっきりと飲みやすい、とても美味しい大吟醸は、お酒好きでなくても飲んでみて欲しい銘酒です。
元師酒造(C)モデルプレス
元師酒造(C)モデルプレス
元師酒造(C)モデルプレス
元師酒造(C)モデルプレス
最近では、日本酒を造る際にできる酒粕を利用したクラフトビールも製造しており、こちらも人気があるそう。大吟醸の酒粕は、そのまま食べてもおいしい酒粕です。

栄養豊富で健康的な酒粕を使ったクラフトビールは、大吟醸酒のようななめらかさの中に、やわらかなホップの味覚を感じる、日本酒とビールがコラボしたオンリーワンのお酒だそう。こちらも是非試して欲しい一杯です。
元師酒造(C)モデルプレス
元師酒造(C)モデルプレス
元師酒造(C)モデルプレス
元師酒造(C)モデルプレス
また、元帥酒造では酒蔵見学ツアーを開催しており、こちらも好評です。普段なかなか見ることができない酒蔵や、お酒造りの工程を実際の場所を見ながら知ることができます。

現在予約制(※新型コロナウィルスの感染拡大防止のため)で毎日朝8時~夕方4時半まで見学を行っているそうなので、酒蔵にも是非足を運んでみて。

■元帥(げんすい)酒造
住所:鳥取県倉吉市東仲町2573
TEL:0858-22-5020
営業時間:8:00~17:30
定休日:なし

明治元年創業以来、増改築を繰り返し迷路のような館内に!「木屋旅館」



木屋旅館(C)モデルプレス
木屋旅館(C)モデルプレス
木屋旅館(C)モデルプレス
木屋旅館(C)モデルプレス
明治元年創業以来、時代の変化に合わせて明治・大正・昭和と増改築を繰り返し、迷路のような館内に変化した「木屋旅館」。ちょっと不思議な構造になっている館内は、それぞれの時代の趣が残っており、探索するだけで面白い旅館になっています。

「木屋旅館」のある三朝(みささ)温泉は、世界屈指の高濃度ラドンを含んでいることで有名です。温泉は地下わずか2メートルで沸く源泉掛け流し。温泉は全部で5つあり、他ミストサウナやヨガルームも完備しています。
木屋旅館(C)モデルプレス
木屋旅館(C)モデルプレス
「木屋旅館」の温泉の楽しみ方は、浸かるだけでなく、飲んだり、吸ったり、ゴロンと寝たりとさまざまなバリエーションで入れること。お勧めの頻度は、1日3回、1回5~10分の温浴だそう。心地よい温かさのミストサウナもあります。
木屋旅館(C)モデルプレス
木屋旅館(C)モデルプレス
木屋旅館(C)モデルプレス
木屋旅館(C)モデルプレス
温泉に入った後は、美味しい夕食を。地元の食材を中心に季節に合わせたお料理を提供しており、契約農家の野菜や日本海の幸を使ったこだわりのお料理を出してくれます。おすすめはクジラの刺身で、鳥取県の近海で獲れるそう。コラーゲンたっぷりなので、温泉と合わせて美容を気遣う方におすすめの一品です。
お宿の社長に描いてもらえる美人画(似顔絵)(C)モデルプレス
お宿の社長に描いてもらえる美人画(似顔絵)(C)モデルプレス
木屋旅館(C)モデルプレス
木屋旅館(C)モデルプレス
木屋旅館(C)モデルプレス
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また時間があれば是非、旅館の外、真向かいにある「茶房 木木(きぎ)」にも訪れてみて。江戸時代に利用していた蔵を改装した昭和レトロな純喫茶で、サイフォンで丁寧に抽出した本格的な珈琲が絶品です。
茶房 木木(C)モデルプレス
茶房 木木(C)モデルプレス
茶房 木木(C)モデルプレス
茶房 木木(C)モデルプレス
お店の一角には宮沢賢治作の「銀河鉄道の夜」に出てくるカムパネルラから名前をつけた「カムパネルラの館」という名のスペースがあります。旅館の大女将の父である「河本緑石」と「宮沢賢治」は学友として親交を深めた仲で、「銀河鉄道の夜」に登場するカムパネラの一節は緑石をモデルにしたと言われています。

全国各地からたくさんの宮沢賢治ファンが訪れる熱いスポットです。昭和レトロな空間で美味しい珈琲を頂きながら、「銀河鉄道の夜」を読み返してみては。

温泉、グルメ、歴史を巡る鳥取で癒しの女子旅


■登録有形文化財の宿 木屋旅館
住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝895
TEL:0858-13-0521
営業時間:10:00~21:00
定休日:なし

登山並みに過酷な参拝?日本一危険な国宝「三徳山三佛寺投入堂」で修行体験



三徳山三佛寺(C)モデルプレス
三徳山三佛寺(C)モデルプレス
三朝温泉から車で15分ほど、標高899.7mの霊山・三徳山(みとくさん)の断崖絶壁に、日本一危険な国宝と呼ばれる「投入堂(なげいれどう)」があります。

建てられたのは平安時代後期とされていますが、その建立方法については今なお謎。岩が切り立つ崖の窪みに、絶妙なバランスで建てられているお堂がなんとも不思議なスポットです。
三徳山三佛寺(C)モデルプレス
三徳山三佛寺(C)モデルプレス
三徳山三佛寺(C)モデルプレス
三徳山三佛寺(C)モデルプレス
山岳信仰の神域であった三徳山は、かつては修行の場であったそうで、神聖な山で過酷な修行を積み、悟りを開いて神と仏の境地に近づくことを目指していたそう。

そのためか、投入堂までの参拝はかなり過酷!しっかりとしたトレッキングシューズか、入峰修行受付所で販売しているわら草履でないと、滑落して危険なので注意して。
三徳山三佛寺(C)モデルプレス
三徳山三佛寺(C)モデルプレス
「三徳山三佛寺」の参道の階段を上がり、受付案内所と参拝登山受付所で入山料(大人計1,200円)を納めて輪袈裟(わげさ:たすきのようなもの)を受け取ります。参拝の前には三佛寺の本堂での安全祈願を忘れずに。

結界門をくぐりアーチ型の宿入橋を通過したら、参拝登山の開始。4~5mはあるであろう、木の根が張るカズラ坂や、クサリ坂と呼ばれるほぼ崖の壁を1時間くらいかけて登ります。なかなか過酷ですが、修行だと思って頑張って!

断崖絶壁を登り切った後にお目見えするのは、室町時代後期の建立とされている「文殊堂」です。ここからの景色は、修行を終えた者にしか見られない絶景!
三徳山三佛寺(C)モデルプレス
三徳山三佛寺(C)モデルプレス
標高約500mの岩場にせり出したように建てられており、幅60cmほどの足場には手すりが無いため、高所恐怖症の方にはなかなかスリルな体験かも?晴れた日は日本海まで見渡せるというこの絶景は、きっと記憶に刻まれるはずです。

文殊堂を通過すると、地蔵堂や納経堂・観音堂など、それぞれ建てられた年代が異なるお堂が建てられており、上に行くほど江戸時代、室町時代、鎌倉時代…と古くなっていきます。この時代の移り変わりを現物で見るのも面白いポイント。
三徳山三佛寺(C)モデルプレス
三徳山三佛寺(C)モデルプレス
三徳山三佛寺(C)モデルプレス
三徳山三佛寺(C)モデルプレス
そしてついに現れるのが投入堂です。圧倒的な存在感を放つ投入堂は、近くで見てもどうやって建てたのか不思議なほどすっぽり崖のくぼみに収まっています。神社本殿形式では日本最古級の建造とされているそう。春分の日と秋分の日にちょうど太陽が真上に来るように建築されていることも不思議です。
三徳山三佛寺(C)モデルプレス
三徳山三佛寺(C)モデルプレス
ちなみに下山後は、魔よけのお札を頂くことができます。こちらは日本で初めておみくじを作った人のお札だそう。厳しい参拝登山ですが、修行後のご利益が期待できる大変有難い参拝なので、邪悪なものを振り落とすために頑張って参拝してみて。

■三徳山三佛寺投入堂
(みとくさんさんぶつじなげいれどう)
住所:鳥取県東伯郡三朝町三徳1010
TEL:0858-43-2666
参拝時間:8:00~17:00(投入堂参拝登山は~15:00)
定休日:なし

神秘的な雰囲気漂う江戸時代に建てられた国の重要文化財「鳥取東照宮(樗谿神社)」



鳥取東照宮(C)モデルプレス
鳥取東照宮(C)モデルプレス
「鳥取東照宮」は、初代鳥取藩主の池田光仲が日光東照宮の分霊として建立したもの。創建時は「東照宮」という名前で親しまれていましたが、明治時代に「樗谿神社(おうちだにじんじゃ)」と改称しました。しかし、元々の名称を望む声が多く「鳥取東照宮」と名称変更され今に至ります。
鳥取東照宮(C)モデルプレス
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モミやシイなどの木々が生い茂る、厳かな雰囲気の中に建つ社殿は、石玉垣をめぐらした本殿、平唐門の中門、入母屋造の拝殿、幣殿ともに国の重要文化財に指定されています。

また日光東照宮との繋がりを感じる場所もあり、本殿の柱等に施されている鷹の彫刻は日光東照宮の「眠り猫」と同じ、江戸時代の伝説的な彫刻職人・左甚五郎(ひだりじんごろう)による作品ではないかと言われています。
鳥取東照宮(C)モデルプレス
鳥取東照宮(C)モデルプレス
神秘的な雰囲気漂うパワースポットですが、他にも四季折々の景色を楽しめることでも人気の場所です。

特に初夏には境内を流れる樗谿川にホタルが現れ、ピーク時は約2000匹のホタルが鑑賞出来るそう。6月頃ホタルイベントが開催されるそうなので、夜のお出かけにいかがでしょうか?

■鳥取東照宮(樗谿(おうちだに)神社)
住所:鳥取県鳥取市上町87
TEL:0857-58-0009
参拝時間:散策自由
定休日:なし


昭和初期の木造駅舎が残るレトロモダンな「若桜駅」は鉄道マニアもハマる珍しい駅



若桜駅(C)モデルプレス
若桜駅(C)モデルプレス
昭和5年に開通した旧鉄道省若桜線は、かつては木材や貨物などを運ぶ路線として使われていましたが、その自然豊かな沿線風景の素晴らしさから近年は観光列車も運行しています。

地元の皆さんにも愛されているこのローカル線は、2008年に終着駅の若桜駅を含む若桜鉄道の23施設が国の登録有形文化財へ登録されています。一路線でこんなにもたくさんの文化財登録が行われたのは、全国でも初の事例だそうです。
若桜駅(C)モデルプレス
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若桜駅(C)モデルプレス
若桜駅(C)モデルプレス
そんな旧鉄道省若桜線の終着駅である「若桜駅」は、昭和初期に建てられた木造駅舎をそのまま活かし、令和2年にリニューアルしたばかり。
若桜駅(C)モデルプレス
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水戸岡鋭治氏のデザインで内装を一新し、当時の受付や改札がそのまま残った昔懐かしい駅舎を楽しめます。切符は昔ながらの硬券切符を使用しているので、鉄道ファンの間では記念品としても人気です。※駅構内も見学できます。入構料300円/大人(小学生以下無料)
若桜駅(C)モデルプレス
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駅舎の中には、若桜カフェ「retro」が併設されており、マスターがこだわりの自家焙煎珈琲を淹れてくれます。店内はラウンジとライブラリーに分かれており、椅子やソファなど、昭和レトロを感じる家具がたまりません。
若桜駅(C)モデルプレス
若桜駅(C)モデルプレス
若桜駅(C)モデルプレス
若桜駅(C)モデルプレス
自慢の珈琲は数種類用意があり、地元の若桜町の方が焙煎した「若桜ブレンド」や、鳥取市の焙煎士の方が選んだコーヒー豆を使用した珈琲など、豊富にラインナップしています。メニューは珈琲以外にも、ミックスジュースやメロンクリームソーダなど懐かしさを感じるものも。他にも地元産の豚肉を使ったハンバーガーやサンドイッチ、ケーキなどの軽食もあります。

駅舎の窓から列車が入ってくる様子も見られるので、昭和へタイムスリップしたような気持ちでティータイムを楽しんでみて。
若桜駅(C)モデルプレス
若桜駅(C)モデルプレス
ちなみに、若桜駅の見どころは、兵庫県多可町から譲り受けたSL「C12型167号機」。なんとエアーコンプレッサーで圧縮空気を送ることで現在も構内のみ走行しているそうで、完全予約制ですが運転体験もできるそう。

また、機関車を方向転換させるための「手動式転車台」も残っており、約40トンあるSLでも転車台の左右に大人2名ずつで簡単に回すことができるのだとか。他にもかつて蒸気機関車に給水するために使用されていた「給水塔」も「手動式転車台」とともに、国の登録有形文化財に登録されている貴重なものです。

昭和レトロファンにも、鉄道ファンにもたまらない若桜駅。懐かしの風景を感じられる駅舎で、古き良き時代に想いを馳せてみて。

■若桜駅/若桜カフェ「retro」
住所:鳥取県八頭郡若桜町若桜345-2
TEL:0858-82-0919<若桜鉄道 若桜駅>
営業時間:<カフェ>9:00~18:00
定休日:<カフェ>火曜日

女子旅プレス読者限定で鳥取のご当地グッズをプレゼント!



砂丘だけじゃない鳥取の魅力を今までたくさん発信してきた女子旅プレスの読者なら、鳥取に行ってみたくなったのでは?そんなあなたに嬉しいお知らせ。鳥取県より、Instagramで鳥取のご当地グッズが当たる「ふぉっとりキャンペーン」を開催中。
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@tottoriema公式アカウントはこちら


レトロを感じる鳥取旅で、古き良き時代の温かさを感じてみて



歴史や伝統を感じる鳥取のレトロスポット、いかがでしたでしょうか?昔から続く場所にはパワーが宿り、時代の変化とともに良さが磨かれています。

懐かしさを感じる場所は、そこにいるだけで温かい気持ちになれるはず。是非鳥取レトロ旅で、昔ながらの日本の良さを感じる旅に出てみては?(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元:鳥取県

※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。

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大神山神社奥宮/モデル:石田一帆、前坂美結(C)モデルプレス
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